現場に出るまでが大変な介護職

介護職を目指すときには、研修を受けるのが普通だ。
介護職員初任者研修というものが用意されているので、まずはこれを受けてから、最低限の知識を持った上で業界入りするわけである。
もちろん、介護の仕事は無資格でもスタートできるものだから、この研修をパスすることも不可能ではない。
ただ、やはり研修を終えている人ほど採用はされやすくなり、現場に出たときにも困ることが少なくなるのだ。
だから、多くの人は介護職員初任者研修を受けるのが現在では常識となりつつある。
ただし、この研修はかなり時間がかかるものとなる。
何しろ、100時間以上の講習を受けなければならないからである。
早い人でも一ヶ月ほどはかかる上に、長い場合には数ヶ月から半年ほどの時間がかかってしまうこととなる。
現場に出るのが遅れてしまうのが問題だったわけである。
こうした問題を解決しようと、政府も重い腰を上げたのだ。
数日から一週間ほどで介護の基礎的な部分について学べる新しい研修を作り出そうとしているのだ。
介護職員初任者研修よりも入門的な研修制度を立ち上げることがすでに決定している。
これから介護の世界に入ろうと考えている人は、まずはこれを受けて現場に出て、その後ゆっくりと介護職員初任者研修の方をクリアしていくといいだろう。
入門的な研修があると、現場に出るスピードが早くなるので、たとえば転職時にも無職期間を短くできるというメリットが生まれるのである。