ケアマネージャーの試験対策


介護職でケアマネージャーの資格取得を目指す人も多い。
2018年以降は受験資格が変わり、5年以上保健か医療、福祉関連の資格に係わる実務を積んできた人、または5年以上福祉施設や介護施設、障害者施設等で相談援助業務を行ってきた人となる。
試験の出題分野は介護支援分野が25問、保健医療福祉サービス分野が35問で試験時間は120分だ。
合格基準はそれぞれの分野で70%以上の正解が求められるが、その年の難易度で割合は補正される。
2016年の試験では13.1%という合格率になったほど、試験の難易度は高い。
問題は選択肢が5つあり、答えを1つ選んでマークシートを塗りつぶす形式だが、選択肢の短い文章が判断がつきにくく1つの回答に時間を取られる傾向にある。
読解力が問われるため、問題演習を繰り返し、慣れておくことが大事だろう。
多くの人は働きながら資格取得を目指しているが、効率的に勉強するためにはどうすればいいか考えることも大切なポイントだ。
よく言われるのが「すきま時間を活用した勉強」だ。
通勤などの移動時間やバスタイムなどのすきま時間にも少しずつ知識を入れていくといいのではないだろうか。
それから、問題集を何冊も用意するのではなく、1冊の問題を繰り返し解いていく方がいいだろう。
さらに過去問題や予想問題なども使って設問パターンを把握しておきたいし、自分の苦手な分野も把握して、そこを重点的に勉強しておきたいところだ。