介護職で長く活躍したいと思った際に、やはり「介護福祉士」の資格を取得することは必須であるだろう。
介護福祉士は介護資格の中で唯一の国家試験であり、一度取得すれば更新をする必要がないこと、資格を全国の病院や施設で使えることがメリットだ。
受験資格は養成施設ルートを通過することで、一般の高校や大学を卒業した人は2年以上、福祉系の学校を卒業した人は1年以上養成施設に通う必要がある。
また、必要な条件や実務経験を満たすことで受験資格を得る方法もある。
筆記試験は1年に1度、1月下旬の日曜日に実施される。
介護福祉士試験に合格するための方法には、資格学校に通う方法や独学で学ぶことも可能だ。
ここでは独学で資格を取得するための勉強方法を紹介してみたい。
まず、過去問を解くという方法があり、過去問をもとにした参考書を一通り読み、問題を解いていく。
問題を解いたら、「なぜ正解なのか」「なぜ間違いなのか」を分析することで答えの根拠を頭に叩き込むことができる。
さらに介護福祉士に関する関連事項を暗記することも大切だ。
この「過去問を解く」「分析する」「暗記する」という工程を何度も何度も繰り返す。
過去問をまず解いてみないければ自分の実力を把握できないため、同じ参考書を繰り返し解き、自分の得意不得意を把握すると良い。
苦手な部分が見えたら、そこを集中的に徹底的に勉強するなどの対策を取ることができる。
毎日少しずつでも良いので欠かさず同じペースで続けることが合格する秘訣だろう。